「呪術廻戦」第1期の見どころは「五条悟」と内田雄馬、榎木淳弥は「還暦まで虎杖を」
榎木淳弥
芥見下々原作によるアニメ「呪術廻戦」のステージイベントが、本日5月21日に東京ガーデンシアターで開催された「MAPPA STAGE 2023」内で行われ、虎杖悠仁役の榎木淳弥、伏黒恵役の内田雄馬、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美、乙骨憂太役の緒方恵美、アーティストのWho-ya Extendedが登壇した。
会場で第1期のダイジェストムービーが流れると、客席からも歓声が上がり、キャスト陣も興奮気味に感想を述べる。改めて第1期の見どころを聞かれると、榎木は「虎杖には頼りになる仲間が多い。伏黒も実は熱いキャラだし、野薔薇ちゃんもだんだんと仲良くなっていく」と紹介。内田は「五条悟です」と即答して客席から共感の声を集めつつ、「物理的に最強。メンタルもすごい。絶対気になるキャラクターですし、第2期も見逃せない！」と熱弁する。瀬戸は「それぞれのキャラクターがどんなふうに出会って、どんな戦い方をするか振り返ってほしい」とアピールした。この3人と一緒にステージに立つのは初めてという緒方は「戦いの1つひとつが全部違う動きをしていて。あのスピード感、動体視力が大変でしょう？」と労った。
続いて「劇場版 呪術廻戦 0」のダイジェストムービーも流れ、感想を尋ねられた緒方は「里香ちゃんがかわいいですよね！」と即答。「1本の話の中でこんなに成長が速いのが初めてで。乙骨憂太は最初と最後で全然違うので、どう進化したらこれになれるのかを逆算して……必死でした」と振り返った。その後は榎木、内田、瀬戸から大先輩の緒方への質問コーナーを展開。榎木は「少年の声を出し続ける秘訣は？」と尋ね、緒方に「継続は力なり、じゃないですかね。3カ月ごとに就職活動しなければならない業界にあって、長く続く作品に関わるチャンスをもらうのが大変。運も大きいですよね」と回答をもらうと、「僕も還暦まで虎杖の声を出し続けたい」と冗談交じりに意気込んでみせた。
内田が「乙骨の好きなところ、嫌いなところは？」と尋ねると、「人に言われるのは大丈夫だけど、自分だと自分のことなので、『そういう悪いところありますね、すみません』ってなっちゃう」と、だんだんキャラクターが自分と近い存在になっていくと緒方。「真面目な質問と個人的な質問を考えてきた」という瀬戸は、緒方に「個人的なほう」とリクエストされると、「街ですれ違ったとき、声かけてもいいですか？」と質問して会場の笑いを誘った。
そして放送を控える第2期の新PVも解禁に。瀬戸は「キャラクターたちがどう感じてどう行動していくのか、アニメを通して楽しんでもらえたら」と第2期の視聴を呼びかけ、内田は「収録現場は一致団結して、熱いチームワークのもと進んでいます。収録がんばります！」と意気込む。榎木は「原作を毎週楽しみに読んでいて、名シーンもいっぱいあるので、それを皆さんに観ていただくことを想像すると、すごくドキドキします。皆さんの期待に応えられるようなものをお見せできると思いますので、楽しみにしていてください」とメッセージを贈った。ステージを締めくくったのは、Who-ya Extendedによる第1期第2クールオープニングテーマ「VIVID VICE」のパフォーマンス。疾走感溢れるロックナンバーを聴かせ、熱く会場を盛り上げた。
「MAPPA STAGE2023」はアニメーションスタジオ・MAPPAの手がける作品が一堂に会すイベント。「呪術廻戦」第2期の「懐玉・玉折」では五条悟と夏油の高専時代の物語を描く。7月6日よりMBS・TBS系列全国28局で放送される。
(c)芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会
